ワキガ手術の種類は?方法と特徴を解説

ワキガ手術の方法は、直接目で確認しながらアポクリン腺を取り除く直視下手術法と、部位を確認せず器具を使って行う非直視下手術法があり、それぞれ次のような種類があります。それぞれの特徴について見て行きましょう。

ワキガ手術の種類と方法

  • 直視下手術法
    • 切除法
    • 剪除法(皮弁法)
  • 非直視下手術法
    • 皮下組織吸引法
    • 超音波吸引法(ソノペット法)
    • 皮下組織削除法:クアドラカット法、イナバ式

直視下手術法

ドクターが目で見て確認しながらアポクリン腺を取り除く方法で、剪除法(皮弁法)が最も一般的です。

切除法

脇の下の毛が生えている部分を切り取り、縫い合わせる方法で、汗腺や皮脂腺を取り除くことから非常に高い効果が期待できます。しかし、1週間程度の入院が必要で、傷跡が大きく残り、皮膚が引きつれてしまうことから、現在はほとんど行われていません。

剪除法(皮弁法)

現在行われているワキガ手術の主流とも言える方法で、脇の皮膚を4~5cmほど切開し、肉眼で確認しながらアポクリン腺をハサミで取り除いていく方法です。アポクリン腺を確実に取り除くことができるため、もっとも効果が高いと言われています。

術後は圧迫固定が必要で、1週間から10日間のダウンタイムがあります。また、剪除法は医師の技量に左右される点が大きく、傷跡が目立ってしまったり、アポクリン腺の取りこぼしがあると再発の可能性もあります。

費用についてはクリニックごとに異なり、保険が適用される場合には両脇で4~7万円程度、自由診療の場合には20~40万円程度が目安です。

非直視下手術法

脇の下を切開するのではなく器具を挿入してアポクリン腺を取り除く方法で、傷口が目立たないのがメリットです。

皮下組織吸引法

脇の下にカニューレと呼ばれる細い管を挿入し、アポクリン腺とエクリン腺、皮脂腺を吸い取る方法です。傷口が小さくエクリン腺も取り除くことができるため、多汗症にも効果が期待できます。

皮下組織吸引法ではアポクリン腺を完全に取り除くことは難しいと言われ、再発の可能性もあります。自由診療のため費用はクリニックごとに異なりますが、15万円以上かかることが多いようです。

超音波吸引法(ソノペット法)

超音波メス吸引法、ソノペット法とも呼ばれ、脇の下に器具を挿入し、超音波で汗腺を破壊しながら吸引する方法です。破壊しながら吸い取るため皮下組織吸引法より効果は高いとされていますが、吸引法ではアポクリン腺を完全に取り除くことは難しいと言う意見もあります。

基本的に自由診療で、費用は18~30万円程度です。

皮下組織削除法:クアドラカット法、イナバ式

専用の器具を使い、皮下組織ごと汗腺を削り取る方法です。傷口が小さく、組織ごと除去するので高い効果が期待できます。その反面、医師の技量によるところが大きく、費用も20~40万円と高額です。

手術は納得したうえで受けることが大切

ワキガ手術にはさまざまな方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。重度のワキガであっても、必ず手術をしなければならないわけではありません。十分に検討したうえで、必要な場合にはセカンドオピニオンを求め、納得してから受けることが何より大切です。

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